このページは、全国漢籍データベース協議会の公式ホームページです。
現在、幹事機関のひとつ、京都大学人文科学研究所 附属東アジア人文情報学研究センターが管理・運営しています。
【お知らせ】 来る3月12日(金)に全国漢籍データベース協議会第10回総会を開催します。詳細は こちら をご覧ください。
全国漢籍データベースは、日本の主要な大学図書館・公共図書館が所蔵する「漢籍」の書誌情報について、「経・史・子・集」の四部分類(叢書部を加えて五部分類)に基づきすべて網羅することを目的として、現在も構築中の総合漢籍目録データベースです。全国漢籍データベース協議会は、この事業の目的に御賛同いただいた全国の図書館関係者によって2001年3月に組織されました。協議会では国立情報学研究所、東京大学東洋文化研究所 附属東洋学研究情報センター、京都大学人文科学研究所 附属東アジア人文情報学研究センター(旧漢字情報研究センター)の3者を幹事機関に選定し、幹事機関のもとに全国漢籍データベース作成委員会を組織して事業の推進に当たっています。
平成13年度(2001)に始まった作成事業では、第一期五ヵ年の事業で、35機関の所蔵漢籍、約62万レコードのデータを構築し、これをウェブ上に公開しました。
平成18年度(2006)から始まった第二期五ヵ年の計画では、第一期の事業内容を継続するとともに、新しい試みとして次のような事業に取り組んでいます。
1) 四庫全書所収書目については、書誌学上の重要性に鑑み、提要(解題)の全文テキストを添付する。
2) 巻頭画像(第一巻第一葉)の一層の充実を図る。
3) 内外関連機関との提携を推進する。
現時点でのデータ件数、及びデータ容量は次のとおりです。
1) 漢籍目録: 64機関、780,795レコード、968.97MB (2009年10月)
2) 巻頭画像: 3機関、10,264枚、2632.08MB (2008年5月)
3) 四庫提要: 7455レコード、11.67MB (2008年5月)
なお、京都大学人文科学研究所漢籍データのうち、一部のデータは全文画像データベース(東方学デジタル図書館)にリンクされています。
また、同研究所漢籍データの一部は‘NACSIS-Webcat’にリンクされています。
全国漢籍データベース協議会では、2001年の創設以来、毎年、総会を開催し、全国漢籍データベース作成事業の進捗状況について報告を行っています。
また広く内外の関係機関の方々に御講演を依頼し、漢籍データベースの構築に関心を持つ方々の交流の場を提供しています。
平成20年度(2008)には、名古屋大学附属図書館(704件、1039KB)、京都大学大学院文学研究科図書館(8902件、11173KB)、計9606件を新規に入力しました。
また巻頭画像は都立中央図書館(1461枚、421767KB)、京都大学人文科学研究所(355枚、145705KB)、計1816枚を新規に作成しました。
(別途、一橋大学附属図書館より当該館作成画像(860枚、370973KB)のご提供をいただきました。)
さらに、『四庫全書總目提要』の全文テキストについては集部2,186件、11939KBの追加入力を行いました。
平成21年度(2009)には、京都大学大学院文学研究科図書館(継続入力)、都立中央図書館(巻頭画像)、京都大学人文科学研究所(巻頭画像)、『四庫全書総目提要』全文テキスト(継続入力)の作成を予定しています。なお、『四庫全書總目提要』全文テキストは当該年度中に完成させる予定です。
四庫全書所収書目については、書誌学上の重要性に鑑み、提要(解題)の全文テキストを添付します。現在、7455レコード(11.67MB)の入力を終え、暫定版を公開しています。全データの入力後、全国漢籍データベースの各書誌レコードにリンクさせる予定です。
京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センターでは、旧東方文化学院京都研究所の収蔵漢籍(『東方文化学院京都研究所漢籍目録』1938年版)を対象に、教員有志による逐冊調査を行い、全国漢籍データベースの記載情報に関する確認・増補の作業を進めています。これは全国漢籍データベースに記載された書誌情報の典拠を示し、その正確性を確保すると同時に、蔵書印、題字、序跋などに関する追加情報をも提供するものです。体例、内容ともに不十分な覚書にすぎませんが、将来、他機関の収蔵する漢籍との比較調査を進めるうえで、基礎資料として活用されることを期待します。
(京都大学人文科学研究所所蔵漢籍の各データにリンクされています。現在、史部の一部のデータが公開されていますが、今後、逐次追加していきます。)
全国漢籍データベースと‘NACSIS-Webcat’は、それぞれデータベースとしての設計を異にします。このため、両者がデータを共有するには種々技術的な困難が伴いますが、これを克服して相互に参照可能なリンクを構築すれば、データベースとしての利便性は飛躍的に向上します。このため、現在、国立情報学研究所と京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センターの両者が共同して試行的な実験を行っています。
(現在、京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター所蔵分6,517件について、NACSIS‐CATから全国漢籍データベースへのリンクが構築済みです。)
「全国漢籍データベース作成委員会」では、学術的観点から選定した公私の漢籍所蔵機関(主としてすでに冊子体の目録を公刊されている機関)のうち、漢籍データの使用をご許可いただいた機関の所蔵漢籍について、許諾日の順序に従ってデータ入力(電子データ化)の作業を行っています。
目録冊子(もしくは図書カード)の入力作業はすべて「全国漢籍データベース作成委員会」の責任において行い、その費用もすべて本委員会が負担します。また作成したデータに関する権利はすべて当該漢籍の所蔵機関に帰属し、「全国漢籍データベース」への統合が終わり次第、すみやかに当該機関にお引渡しいたします。
今後、「全国漢籍データベース」への参加をご検討されている機関の方は、ぜひ、「全国漢籍データベース作成委員会」までお申し出ください。
冊子目録を持たない機関の方も、ご遠慮なくお問い合わせください。
このソフトは漢籍の書誌データを入力するために開発されたフリーウェア・ソフトです。このソフトによって、書名・撰者名・出版情報などを入力すると、そのデータがそのまま「全国漢籍データベース」の入力フォーマットに従ったデータとなります。作成されたデータを「全国漢籍データベース作成委員会」にお送りいただければ、当委員会にて一応のチェックを行った後、すみやかに「全国漢籍データベース」に反映させることができます。
このソフトは京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター主催の漢籍担当職員講習会(初級)における実習教材としても使用されています。実習においては、目録カードの作成と同時に、各項目をこのソフトに従って入力します。やや習熟された方は、目録カードを取ることなく、漢籍の現物を開きながらそのままデータの入力をされています。どなたにもご利用いただける、使いやすいインターフェイスを備えています。
なお、このソフトはWindows2000以上のOSで作動します。
「全国漢籍データベース」の作成は、下記の助成金により行われています。
平成20年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)、課題番号:208023
平成19年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)、課題番号:198027
平成18年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)、課題番号:188034
平成17年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)、課題番号:178028
平成16年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)、課題番号:168033
平成15年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)、課題番号:158033
平成14年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)、課題番号:148046
平成13年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)、課題番号:13812
全国漢籍データベースに関するお問い合わせは、下記のE-mailにて受け付けております。
データの改訂・修正に関するご意見もお寄せください。
ただし、データベース掲載漢籍の閲覧・利用に関する事柄は、各所蔵機関に直接お問い合わせください。
E-mail: kanseki@kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp