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史部 雜史類 史料之屬

大庫舊檔整理處史料彙目甲編二卷乙編二卷坿順治康熙兩朝會試制度考一卷

清 羅福頤 撰 康德元年 旅順庫籍整理處 石印本  2册

京大人文研 東方 史-VI-3-40

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【東方文化】5532

「満洲羅福頤撰」「庫籍整理處捐」、他は上に同じ。

刊行年・出版者：

甲編封面裏に「康徳元年／夏、庫籍整／理處編印」とある。

甲編奥付に「昭和九年／康徳一年／六月印刷發行（非賣品）／發行所　旅順庫籍整理處／編輯者　旅順扶桑町三番／羅福頤／印刷所　大連紀伊町五十一番／墨縁堂／印刷者　大連紀伊町五十一番／林萬程」とある。

乙編封面裏に「康徳元年／秋、庫籍整／理處編印」とある。

乙編奥付に「昭和九年／康徳一年／八月印刷發行（非賣品）／發行所　旅順庫籍整理處／編輯者　旅順扶桑町三番／羅福頤／印刷所　大連紀伊町五十一番／墨縁堂／印刷者　大連紀伊町五十一番／林萬程」とある。

康徳は満洲國の年号。元年は西暦一九三四年。「庫籍整理處」は北京故宮の内閣大庫にあった文書の整理・刊行を目的として、羅振玉が旅順にあった肅親王善耆の舊邸に設けた研究機關。

羅福頤（1905-1981）は羅振玉の子（五男）。歴史家。著書に『三代吉金文存釋文』（香港、問學社、一九八三年）、『商周秦漢青銅器辨僞録』（香港中文大學中國文化研究所呉多泰中國語文研究中心、一九八一年）等がある。

甲編封面に羅繼祖の題字「大庫史料目録甲編／羅繼祖署」。

乙編封面に羅繼祖の題字「大庫史料目録乙編／羅繼祖署」。

羅繼祖（1913-2002）は羅振玉の孫（羅振玉の長男である羅福成の長男）。歴史家。著書に『楓窗脞語』（中華書局、一九八四年）、『庭聞憶略 : 回憶祖父羅振玉的一生』（吉林文史出版社、一九八七年）等がある。

羅振玉序

「内閣大庫史料之整理。始於癸酉秋。延松崎柔甫先生主其事。何耐庵孝廉爲之佐。明年春。乃有端緒。兒子福頤。始著手編目。既成四巻。分爲甲乙二編。先付影印。嗣後續編。當以次刊行。爰記歳月於簡端。時甲戌五月。上虞羅振玉。記于遼東寓居之七經堪。」

癸酉は大同二年（一九三三）。甲戌は康徳元年（一九三四）。

松崎柔甫は松崎鶴雄、字柔甫。著書に『柔父随筆』（東京、座右寶刊行會、一九四三）、『呉月楚風 : 中國の回想』（杉村英治編、東京、出版科學総合研究所、一九八〇年）等がある。

本書には下記の景印本がある。

『羅雪堂先生全集』七編（清・羅振玉撰、民國五十七年至六十五年、臺北、文華出版公司、臺北、大通書局）

京大人文研 東方 叢-VI-8-21-1